歴史とお酒の中国旅行(1) Page2/4

20日昼、間内外で知らていれる南普陀(なんぶだ)寺を見学した後、精進料理を堪能し、烏龍茶の本場である廈門で茶芸を楽しんでいた。烏龍茶と急須セットを購入したメンバーが何人かいた。
南普陀寺 夜、廈門本島を出て(しょうしゅう)市にある廈門大学の新しいキャンパスで講演をした。廈門は島で、南普陀寺は廈門大学の隣にあるが、新しいキャンパスは大陸にある。南普陀寺は華僑の信者が最も多い仏教の寺院の1つで、浙江省(せっこうしょう)寧波(ねいは)にある普陀山(ふださん)寺の南にあるので南普陀寺と名付けたのである。また、精進料理で有名である。今回の旅行も南普陀寺で昼食を摂ったが、この独特の味付けは忘れられない。

南普陀寺の精進料理 講演は甲南大学助教授・柳原初樹さんが「日本の家庭で学ぶ中国、学校で学ぶ中国」というテーマで行った。会場は250人の大学生。三国志西遊記などの例を挙げて、嵐のような拍手をもらった。講演のあと、6グループに分かれ、メンバーが各グループに1人入って中国の大学生と交流を行った。話に花が咲いて、予定の45分があっという間に過ぎ、1時間半もオーバーした。10時過ぎであったので廈門本島に戻るフェリーが無くなり、大陸を走って遠回りになった。廈門金雁大酒店というホテルに戻ったのは12時ごろだった。

この日だけ、お酒を控えていたが廈門大学のキャンバスのレストランで食べた南(みんなん)料理の夕食は、みんな忘れられないと言っている。この日の出会いは楽しかった。

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